桜名所
東海三県には「さくら名所100選」に選ばれた場所はいくつかある。その名所は勿論、それ以外のオススメも紹介する。
鶴舞公園
名古屋市昭和区鶴舞にある鶴舞公園は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。名古屋市内にあり交通の利便性も有るためか、かなり賑わっている。期間限定でライトアップをしていた。2017年4月撮影。
撮影した日とは違うが、ZIP-FM主催のイベントをしていたようだ。
ライトアップを撮りに行ったら、平日だったのに物凄い花見客がいて、桜の本数よりも人間の数のほうが多いだろうと思う。さくらの名所100選とは言えども、風情や趣の欠片もなかった。
五条川
愛知県岩倉市にある五条川は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラなど約1400本の桜が咲き乱れ、露店の数も120を超えるそうだ。昭和橋から彦太橋までがライトアップ区間だった。2010年4月撮影。
かなり歩いたが、端がどこまで続いているのか分からない位、延々と続いていた。屋台も物凄い数だった。さくら名所100選の中でもココは上位の人気のようだ。水面に映る逆さ桜が幻想的で美しいからだろう。
山崎川
名古屋市瑞穂区に流れる山崎川は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。役所の公式サイトによると、石川橋から新瑞橋までの2.8kmの間に約600本のソメイヨシノが咲いているそうだ。2010年4月撮影。
住宅街に隣接しているようだが、こんな良い場所に住んでみたいものだ。
岡崎公園
岡崎公園は、岡崎城を中心とした歴史公園は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。撮影時は、ちょうど満開の時期でもあり、桜まつりの期間で最大のイベント「徳川行列」が催される日で大変混んでいて、駐車場に停められるのに1時間ほどかかった。2010年4月撮影。
川辺には、沢山の花見客がレジャーシートを所狭しと敷いて、花見を堪能していた。
小原の四季桜
愛知県豊田市小原町は、春だけでなく秋にも桜が咲く四季桜として有名。秋は桜と紅葉が同時に見られる、普通では考えられない光景だ。2012年11月撮影。
公式サイトによると、この桜は、マメザクラ×エドヒガンの種間雑種と推定されるらしい。桜の花びらは、少し小さめだった。
秋の桜としては満開なのだろうか？よくわからない。公式サイトによると、春は花数が少ないために見頃は秋の方らしい。
薄墨桜
岐阜県本巣市ある根尾谷の薄墨桜は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの古木だそうだ。何度も枯死や伊勢湾台風などの危機に直面しながらも周囲の手厚い看護により不死鳥の如く蘇り、別名「蘇りの桜」とも呼ばれるそうだ。2010年4月撮影。
名前の由来は蕾のときは薄いピンク、満開に至っては白色、散り際に特有の淡い墨色になる、その散り際の色から来ている。
6分咲きの頃に行き、１週間後の散り際に再度行った。確かに咲き始めはピンク、散り際は色が抜けて薄墨色のような気がする。
新境川堤
岐阜県各務原市にある新境川堤は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。ここの桜のことを百十郎桜と呼ぶそうで、寄付した歌舞伎役者の名前が由来らしい。2010年4月撮影。
この日は風が強い日で、桜が多く舞い散って雪のようだった。その舞い散った花びらが川に降り注いで流れていた。
霞間ヶ渓
岐阜県池田町にある霞間ヶ渓は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。名前の由来は、桜の花が咲く様子を遠くから見るとまるで霞がかかったように見えるためだとか。2010年4月撮影。
カーナビを頼って行ったが、狭い道をナビしたり、間違えたかと思いながら着いた。他の桜と違い、かなり山奥の名所のようで、平日だったこともあるが、それ程見物客が居なかった。
満開だったが、まだ肌寒く、何となく町の桜よりも、「引きしまった桜」に思えた。
宮川堤
三重県伊勢市中島・宮川の宮川堤は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。宮川の堤防沿い約1kmに約800本の桜並木が続く。2013年4月撮影。
堤防沿いに桜が咲き乱れていて、屋台も沢山立ち並んでいた
沈みゆく太陽を背にして映る桜が美しい。
ぼんぼりが道沿いに設置されていて、それぞれにスポンサー名が書かれていた。
三多気
三重県津市美杉町三多気は、さくらの名所100選に選ばれた内の1つ。約1.5kmの参道にヤマザクラ約500本が咲く。時期には三多気桜まつりが開催され、バザーなどが出される。2013年4月撮影。
並木道を歩いて行くと、棚田の横に咲く桜がある。撮影スポットらしく、沢山の人がこの場所から撮影していた。
藁葺きの民家と桜。ここだけは古き良き日本の田園風景の時代で止まったままだ。
茶畑と桜の組み合わせは、他の名所ではあまり見られない風景だった。